みなさん、お疲れ様です。
今日はまた呼吸の話。以前の記事で「自然な胸式呼吸が一番いい」と申し上げました。結局ふだん意識していないときに、どれだけ効率のいい換気ができているかが重要なのです。
以前自然な胸式呼吸をおこなうためのストレッチを、参考書籍とともに一部ご紹介しました。
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今日は、さらに呼吸筋を鍛えるための器具についてご紹介します。これを使うことで、僕の場合は呼吸が深くなりましたし、階段を上った時や軽く走った時の体の負担が明らかに減りました。
この器具のいいところは、使い方もシンプルですし、メンテナンスもつけ置き洗剤のミルトン一本あれば済むところです。
心肺機能を鍛えるために外を走るのもいいですが、鬱がひどくて外に出れないときは、これだけでも結構いい運動になります。
B`zの稲葉さんが肺活量を鍛えるために使用していることでも有名です。
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この器具を口にくわえて、息を吸うときに負荷がかかるようになっているのでしっかりと吸い込みます。慣れてきたら本体下部のスクリューをひねることで簡単に負荷を調節できます。
負荷は0~10まで変えられます。稲葉さんは重負荷の赤色のものを使っています。成人男性なら、重篤な呼吸器疾患を持っている方でない限り、赤からスタートでも大丈夫だと思います。
※赤の5以上は相当やりこまないと全く吸えません。
この器具は、胸式呼吸用の呼吸筋(首回り、胸回りの筋肉)を鍛えるためのものですので、吸い込むとき肩があがってしまっても全く構いません。稲葉さんもこれを使うとき最初からかなり肩を上げてやっています。
トレーニングする回数は、これを使って30回吸って吐くのを朝夜2回やるだけで十分です。
あまりやりすぎると、ノドや肺のデリケートな組織を傷つけてしまうようです。僕も凝り性なので時間あるときに50回4セットとかやってしまうんですが、そうしたからといって扱える負荷が急に増えるわけではありませんでした。
何年もかけて少しづつ上げていくしかないんです。
これは値段が10,000円近くなってしますが、乱暴に使って壊れないかぎり2年以上は使えるので、もし余裕があればぜひ試してほしいです。
息を吐くトレーニングは巷でもたくさん紹介されていますし、大きめの浮き輪とかを膨らます程度でも相当鍛えられます。でも息を吸うためのトレーニング器具はこれ以外に安全に行えるものを知りません。
ロシアの格闘家が小さな笛のようなものでわざと息をしにくくして吸入力をたかめるトレーニングをしていますが、どこで売っているか突き止められませんでした。
パワーブリーズは鬱がひどくて外に出られないひとでも相当いい気分転換になります。ベッドの上で座ったままやっても全然かまいません。
これを使った後は眠気やだるさが結構改善されるので、ぜひ試してみてください。洗濯だったり、入浴もしんどいという方でも数回だけでもチャレンジすればだんだん変わってくると思います。
精神疾患を患ってある程度よくなると、運動を勧められることが多いです。医師に聞けばだいたいウォーキングや階段の上り下りとかを挙げると思います。
でも実際のところ、発達障害の二次障害で苦しんでいる方は、疲れすぎていてあまり外に出たがらなかったり、せっかく外運動を習慣にしようとしても雨や気温のせいにしてあきらめてしまいがちです。
僕自身いろんなトレーニングをしていますが、すべて家の中でできる、場所を取らないものだけを採用しています。
僕は自分が心の弱い人間だと自覚しているので、ジムに定期的に通ったり、毎日外を走るというのが続けられないとよくも悪くもあきらめています。
そのかわり、毎週3回、腕立て伏せ、スクワットを交互に日を替えて
足腰立たなくなる限界まで追い込んだりしています。回数はあえて測っていませんが、おそらくそれぞれ300~400回程度だと思います。(※7/29WP移行後追記:最近はケトルベルを使った全身運動、ダンベルを使って腕を鍛えるなどにメニューを変更しています。)
筋肥大を目的としていませんので、体調管理程度にはそれくらいで十分です。
筋力トレーニングに限ったことではありませんが、基本的に何かを突き詰めてやっていくには、シンプルに、かつ、溢れる情報に無批判にならないよう頭を使い続けるということが重要です。
どこかの偉い先生が勧めていることでも、しばらく試して自分に合わなければやらなくていいですし、逆に世間で大したエビデンスもなく批判されるものでも、自分にとって良い変化を感じ取れるものなら取り入れるべきです。
少し話が逸れてしまいましたが、また筋トレのことは別の回に詳しく書きます。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
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