<第48回目>反芻思考と低血糖:防ぐために必要なものはたった175円!

ADHD

みなさまお疲れ様です。

少し前に血糖値と発達障害には関係があるのでは?という記事を書きました。今回は具体的に低血糖を防ぐために僕が摂っているものを紹介します。安価なのでだれでも購入できますし、その効果は抜群です。

その前に改めて低血糖の仕組みを手短に説明すると、

①炭水化物(とくにパスタなどの高GI値のもの)を摂取する

②血中の糖の値が急激に上がります。

③その反応として、基準値に戻そうとインシュリンが大量に放出され、血糖値が下がりすぎてしまう。

このステップにより低血糖の状態になります。

低血糖の症状は、冷や汗や震え、動悸、危険なレベルになると痙攣や意識障害、最悪の場合意識を失って命を落とす可能性もあります。僕は意識障害と、気を失うところまでいったことがあります。

夜の仕事をしていた時に、起きてから営業中もろくに食べずにエナジードリンクやコーヒーをがぶ飲みしていたので、とんでもなく危険な状態でした。その場と関係のない過去の怒りで冷蔵庫を殴って壊してしまったり、インカムを地面に叩きつけたり、今考えると本当に異常でした。

意識が混乱しているさま(異常な言動、止めようのないイライラなど)は、発達障害の反芻思考と非常に似ており、偏食の多いASD当事者の食生活を考えると、どうも低血糖が原因なのでは?と思えることが多々あります。

以前も述べましたが、低血糖は「じゃあ糖分とらなきゃいいんじゃない?」というような単純な方法では解決できません。一番最悪なのが、一食だけ極端に炭水化物をとらないような我流の糖質制限です。このやり方では健康な方でも間違いなく低血糖を引き起こします。

あくまでも糖分は脳の栄養であり、生命維持に必要なものなのです。

低血糖の症状を抑えるには、極端な空腹を避けることが最も重要になります。

理想的には、「お腹が減ってきたなー」という感覚が強くなる前に軽めの食事を摂るべきです。

よく耳にする、「お腹が空きすぎて気持ち悪い」とか、「お腹が空きすぎて逆にお腹痛い」というのは、冗談ではなく黄色信号から赤信号に変わるサインです。

そんな状態からいきなり大盛の牛丼とか、パスタ、ラーメンなんか食べたら1時間後には体がしんどくて動けなくなりますよ。

3時間ごとに間食なんてしたら太ってしまうのでは?という方もいると思いますが、間食はアーモンドやクッキーなどごく少量で構いませんし、極端な空腹がなくなる分、基本の三食はいつもより少し減らしても大丈夫なはずです。

ここからが大事なのですが、低血糖は完全に防げるものではありません。相当体調管理に気を付けていても、体力をいつもより使ったり、神経を使いすぎれば空腹感が早く訪れます。

もし低血糖の前兆が出始めたら、我慢せずに糖分を摂りましょう。

僕が緊急用で持ち歩いているのは、ブドウ糖です。

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なるべく、精製された砂糖やお菓子より、ブドウ糖の方がいいでしょう。低血糖の前兆が出始めたら、とにかく早く対処しないといけないのでアメやチョコレートでは遅いです。血糖値の反応を感じるまでに食べ過ぎてしまい、あとでまた低血糖になってしまう可能性があります。

このブドウ糖はとても重宝しています。僕がいま飲んでいるどのサプリよりも大事かもしれません。

僕はアームレスリング用に結構ハードなトレーニングをしていたり、立ち仕事なので普通の人よりも糖分不足になりやすいですから、2時間から3時間おきに一つずつ口に入れています。一つあたりたった3グラムですから、仕事の間に摂るだけなら全く気になる量ではありませんよね。実際、今月血液検査をした際に血糖値を測りましたが90程度で全く問題ありませんでした。

おかげで低血糖からくる異常なイライラや意識障害、目のかすみなどがかなり解消されました。

みなさんも、もし異常なレベルで反芻思考が出ていたり、体が動けないほどだるいなどの症状がある場合はまず低血糖を疑ってみてください。

普通の血液検査では血糖値が正常でも、食後に急激な乱高下をすることは普通にありますので、絶対に低血糖ではないと言い切れないので注意してください。僕もそうでした。

※当然ですが、すでに血糖値がかなり高い方や、糖尿病を患っている方はお医者様の指示に従うようにしてください。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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