みなさまお疲れ様です。
自分がHSPだとわかってから、摂取するサプリメントを変えてみたり、以前とは違う療育に取り組むようになりました。
今までは、とにかく虚弱体質改善のために、たんぱく質を多めに摂りながら死ぬほど筋トレしていたのですが、最近は意図的に筋トレの強度、頻度を落としました。
その理由として、
①単純に自分のストレスを解消できている実感が少ない
②翌日(特に脚トレの翌日)に激しい疲労感が抜けず、仕事に支障が出る
ことが挙げられます。
本来は体力をつけるためのはずの筋トレが、体重が増加することに伴い自分のコントロールが効かなくなってしまったようです。
今自分のベスト体重だったころより、約7キロほど重い(63㎏→70㎏)のですが、長時間立っていると足の裏が痛くなってきます(;^ω^)
ここ最近の筋トレブームもあって夢中になってやっていたのですが、どうも自分には強度の高い筋トレは向いていないようです。
体力をつけるという点にのみ主眼を置くならば、浅めのスクワットや、膝立ち腕立て伏せ、腹筋ローラーを回数こなせば十分なはずです。
ですが、いつのまにか格闘技の試合にでも出るかのようなメニューをこなしていました。
何事も高い目標をもってやっていくのはいいことなのですが、やっていくうちに脱線していくこともあります。筋トレはその最たるものかもしれません。
今筋トレに励んでいる人がいるとしたら、それは何のためでしょうか?
もしその理由が発達障害の療育のためであったり、HSPの方で運動不足、ストレス解消のためなのであれば、あまりやりすぎない方がいいかもしれません。
ただでさえ精神疲労で疲れやすいのに、筋肉をつけて代謝を上げすぎることによって、さらに消耗するスピードを上げることになってしまいます。
今更の話ではありますが、自分の体質や活動限界がどのへんなのかを正確に把握するのは非常に重要です。
世間で芸能人のジム通いが流行っていようと、格闘技が流行っていようと、まったく関係ありません。あなたの体調はあなたしか正確に管理できないし、世間の流行に合わせる必要などまったくないのです。
今まで自分の限界を超えなければトレーニングではないと思っていた方は、メニューを少し変えてみましょう。もし物足りないのであれば、重量を上げるのではなく軽く走るとか、浅いスクワットで汗を流すくらいで十分だと思います。
女性にもてたいとか、体を大きく見せたいという欲望が第一優先なのであれば止めませんが、HSPの方は特におすすめしません。回復が追い付かず、なかなか疲れが抜けないまま日常生活を送らなければいけません。
また、以前の記事にも書きましたが、療育のためのトレーニングとして格闘技を選ぶのもあまりおすすめしません。
→<第24回目>発達障害当事者のいじめ克服に、格闘技は向いてない
格闘技は、やりこんだからと言って誰もが精神的に強くなるわけじゃありません。気が強くなるのと、精神的に強くなるのは全くの別物です。
現実に、相当な実力者でも素人に手を上げて逮捕される人間が後を絶たないですよね。
精神的に強いかどうかは何の運動をしているかではなく、本人の心がけやもともとの気質の方がずっと重要です。
精神的に強くなるということと、肉体的に膂力が上がることはイコールではありません。
HSPの方は、世間の流行など無視して、自分の体の発する声にしっかり耳を傾けたほうがいいでしょう。疲れているなら休めばいいし、眠い時はジムも行かなくていいです。
精神疲労を回復させるのは、何も肉体運動だけではありません。
僕が実際に始めた気分転換は、喫茶店で本を読むことです。(は?そんなこと?って感じですよね💦(笑))
本も、今までのように実用書や語学の本ではなく、自分が昔好きだった小説を読むようにしました。
・・・こ・れ・がめっちゃいいんですわ!!wwwwww
疲れを忘れる位没頭できるし、読後に頭の芯がすっきりしてとても楽しいです。
ぜんっぜん特別なことではありませんが、いままであまりやらなかったことです。
こんな楽しいことを今までなんでやらなかったんだろうと後悔しているくらいなんですよね(;^ω^)
アームレスリングの練習は楽しいのでそのために必要なトレーニングはやりますが、もう自宅で血管がブチ切れるほど追い込むことはしないと思います。
そのせいで勝てなくなるのはある程度仕方ないです。
いま僕が一番優先しないといけないのは、自分の心の平安です。多分、みなさんもそうではないでしょうか?
余暇にやることでさらに消耗してしまったら、心の平安が得られません。
自分の本当の声を聴きましょう。
年齢を重ねると自分の本当の声が聞こえなくなってきます。世間で流行るものが正解とは限りません。
筋トレより、好きなアイドルのライブに行く方が楽しいなら、それがあなたにとっての正解です。
格闘技やるより、猫カフェに行く方が楽しいなら、それがあなたにとっての正解です。
やってて苦しくなるようなものは、療育にはふさわしくないと思います。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
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