みなさまお疲れ様です。
タイトルの昇級試験とは、腕相撲の昇級試験のことです。
いきなり昇級試験の話をしても困ると思うので、僕が今やっている競技についてもう少し丁寧に説明します。
よく混同されますが、アームレスリングと腕相撲は使う台とルールがかなり違います。
↑アームレスリングはご覧のように、テーブルの上にパッドとバーがあります。(なぜか審判のお姉さん、美人が多いです。)
このパッドに肘を載せて試合を行うのですが、パッドから肘が浮いたり離れたりしたら1ファールとなります。2ファールで負けとなってしまうので、あまりカッとなって無理やり相手の腕を引っ張るとはみ出してしまいます。
動画でも分かりますが、実際はスタートするまでお互いに手をニギニギしてなかなか始まりませんwww 競技としてやったことのない人だと、この時間はなんやねん、はよやれよと思いますよね(;’∀’)
実はこの謎時間はお互いに有利な握り位置の奪いあいをしていて、このニギニギが勝敗に直結するので本当に必死です。そして審判は片方の選手だけが極端に有利な握りにならないよう注意します。世界大会クラスだと選手も人生賭けてるので、中々審判の言うことを素直に聞きませんwww
特に人類最強を決める世界選手権の無差別級だと、握りがすぐ決まらず選手と審判でゴリラ3頭の怒鳴りあいみたいになります(笑)
選手A:「それセコイだろ!なおせや!」
選手B「直さないと勝てないってか?ww外してみろや!」
審判:「おめーら手直せ!!力入れんな!!(`・ω・´)」
みたいなwwww
30秒以上経ってもスタートを切れない状態だとジャッジグリップと言って、両選手とも力を入れない状態で手を差し出して審判に指をセッティングしてもらい、握りを委ねることになります。(力を入れないと言ってもみんなメチャクチャ入れてますが(;’∀’)www)
このとき審判が手の握りを調節している最中に勝手に指を握り直したり、手を動かしたら反則になります。アームレスリングはGO!の掛け声がかかる前から、実は激しい戦いが始まっているのです。
またスタートした後、選手の握りやプレースタイルによっては、手がすっぽ抜けることが多々あります。センターラインですっぽ抜けたら、ストラップを巻いて最終決着をすることになります。もう手が離れないので、どちらかというとテクニックより背中や腕のパワーのぶつかり合いになります。
細かい技とかはさすがに語りすぎてもいけないので、この辺にします。
それに対し、腕相撲は・・・
↑のように、台がまっ平で低く、バーもパッドもありません。
そしてアームレスリングと最も違うのは、手の甲が台に付くか、手の甲が付いてなくても動けない状態で3秒ホールドされない限り、負けにはならないという点です。肘は浮いたりしなければ台の上をどう移動しても全く構いません。
自由度が高い分技のバラエティもアームレスリングより豊富で、体重が軽くても大柄な人を倒せる可能性が充分にあります。
僕が普段やっているのはアームレスリングですが、先生がもともと腕相撲の方で有名な方だったので、腕相撲の昇級試験を受けてみないかと勧められています。
1年に1度、6月にしか開催されないため出ようか結構迷います(;’∀’)
僕はまだ初心者で最近やっと男性のメンバーに少しずつ勝てるようになってきたところなのですが…
まだ詳しくは聞いていないのですが、腕相撲の試験は10人1ブロックでの総当たり戦だそうです。しかも二本先取のため、相当体力を使うようです。戦績が5~6勝以上だったら、ほぼ認定されるとみていいようですが、そこはその時の内容によって前後するかもしれませんね。
階級も無差別なため、ついこの間まで女性に負けていた僕が100キロの巨漢と戦うハメになるかも…(;´・ω・)(笑)
仕事との折り合いが付けばチャレンジしてみようと思います。また決まったらここでも報告させていただきます。
アームレスリングや腕相撲自体は発達障害の療育とは直接関係ないですが、何かの競技を通してどこまで自分で選んだものに打ち込み成長できるか試してみたい気持ちがありますので、これからも精進します。
これからも応援よろしくお願いいたします!
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