モチベーションという言葉の功罪

やる気を出す発達障害当事者の男性 トレーニング

みなさまお疲れ様です。

やっとインフルエンザの症状が落ち着いて、明日から仕事に復帰できます(;´・ω・)

熱自体はもう少し前から下がっていたのですが、他の人に移してはいけないので家の中でじっとしていました。

 

抵抗力が落ちている中で筋トレして悪化させるわけにもいかず、どんどんしなびていく自分の体を見るのがつらかったです…(;^ω^)

また一から鍛えなおそうと思う中で、なんとなくモチベーションについて考えることがあったので今日はそれについて書きます。

 

モチベーションって言葉、僕個人はあんまり好きではありません。

なんか新卒の社会人が会社の研修とかで聞くような、安っぽい自己啓発ワードですよね。

要はやる気と同義だと思うのですが、これが持続しないことを悩む人は多いのではないでしょうか。

 

筋トレや勉強、家事とか人によっていろいろあるとは思いますが、やろう!と思ったことを続けられない人は多いと思います。

(僕もブログの更新の頻度を維持したいのですが、たまに今回みたいに長期間寝込むのであまり偉そうに人のことは言えませんが‥)

 

モチベーションが続かない理由って、なんでしょうか?

当たり前ですが、今取り組んでいる物事が上手く行っていないから、ではないでしょうか?

例えばですが、筋トレしていて鏡を見るたびに体がみるみる大きくなっていったり、どんどん腹筋がベコベコに割れていったら、楽しくてやめられないと思うんですよ。

勉強でも、毎日机に向かうたびに理解できることがどんどん増えていって、テストの問題が簡単に見えてくるようなら、みんな楽しくて続けてると思うんです。

でも、現実はそんなに甘くない。

本人は一生懸命筋トレを続けているつもりなのに、一向に体が大きくならないし、少し食べ過ぎたらすぐお腹が出てしまう。鏡を見ても3か月前、半年前とあんまり変わっていない。

続けている期間が長ければ長いほど、変化が見えなければそのモチベーションを保つのは厳しくなりますね。

そういう時、どうやってモチベーションを保つかという話なんですが…

 

まず、モチベーション以前にやり方が悪い!!(笑)

3か月、半年かけても特に変化が無いようなら、本人のやる気の問題ではなく取り組み方が悪いか、本質ではないアサッテの方向に努力していることが圧倒的に多いです。

モチベーションが先に来るのではなく、自分でやってみた工夫が上手くいく、小さな結果が出ることの楽しさを知ることがモチベーションになるんです。

 

結果が出ないまま10年とか同じことをやり続けるのは、正直あまり賢いとは言えませんよね。

では実際にやる気を落とさずに物事を続けるにはどうしたらいいか?

分かりやすいところで腕の筋トレ(ダンベルカール)に当てはめて考えてみます。

①通常の10回3セットで腕が太くならない。

②何が悪いのか、思いつく限りすべて書き出す。

(例):重量が足りない、セット数が足りない、1セット当たりのレップ数が足りない、1週間での頻度が足りない、等

③可能性の高そうなものからすべて試していく、ただし、可能性が低いからと言って残りの選択肢を無視しない

④答えに行きついたら、ひたすら反復する

 

④までいけば、そこからは早いはずです。何をすればいいのか分かっていれば、後はそれを繰り返せばいいのでモチベーションについてあえて再考しなくても自分で進んでできると思います。

ほとんどの人は、②か③で止まってしまうからあまり結果が出ないんだと思います。

②の原因をひたすら追究する行為は、まじめに取り組んでいる人はみんなやります。今の時代ネットもあるのでいろんな人の動画を参考にしたり、ブログで同じ競技やダイエットをしている人の記事を勉強する人もいるでしょう。

しかし、

②で見つけた原因すべてを検証してみる人というのは、かなり少数だと思います。勝手に自分で選択肢の幅を狭めてしまい、このやり方が合わないならば、自分はその物事自体が向いていないのだろうと諦めてしまったりします。

自分の中で答えである可能性の低い選択肢だと思っていても、実はそれが正解であることも珍しくありません。

 

アーノルド・シュワルツェネッガーは俳優になる前はボディビルダーとして活躍していましたが、彼は1日に2回もトレーニングをすることで有名でした。70歳を超えた今もそうです。州知事を辞してから、本格的に俳優に復帰するために1日2回トレーニングしているのです。

普通は1日の中で時間を分けてトレーニングするというのは非効率的であり、まず推奨されません。なるべく短時間に集中して負荷をかけることで効率的に体を作れるというのがワークアウトの常識です。

しかしシュワルツェネッガー氏は「とにかくやりこむことさ。レップ数が大事なんだ!!レップ!レップ!」

と若いころからかなりのボリュームのトレーニングをしてきました。

それが彼の体には合っているということです。

この動画を観て「シュワちゃんスゲーなぁ…」で終わってしまっては意味がありません。

シュワルツェネッガー氏にとっては、このやり込み方が必要だからやっていて、同じやり方で若いころから結果が出ているからモチベーションになっているんです。別に同じやり方をすべての人がする必要は全くありません。

動画あさりをして彼や他の誰かからモチベーションを貰うのではなく、自分の力で結果を出せるような自分なりのやり方を生み出さないといけません。それが結果的に自分のやる気につながっていくわけです。

 

今回は抽象的な書き方になってしまいましたが、それぞれの方の取り組んでいる物事の参考になれば幸いです。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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