今から治安の悪化に備えよう

銃で脅される発達障害当事者の男性 トレーニング

みなさまお疲れ様です。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

公表で日本国内での感染者数が1万人を超えました。と、いうことはすでに無症状者を合わせれば5万人くらい感染しているかもしれませんね。

オリンピック延期確定後とはいえ、検査を渋られているのは相変わらずのようなので実際はもっと悲惨な状態になっているでしょう。

<参考><検査拒否されたよ>新型コロナ対策

前回の記事で今後空前の就職難になる可能性が高いと書きました。

今回はさらにその先の備えについて書きます。

 

就職が出来なくなったら、次は何が起こるでしょうか?

そう、治安の悪化です。

今回の場合は特に事情が特殊なため、警察が捜査に割ける人員も限られているのでさらに危険な状態だといえるでしょう。正直、新型肺炎だけでなく治安に関しても、非常事態といっても過言ではなくなると感じています。

 

治安の悪化というと大雑把ですが、要はあらゆる種類の犯罪が増える可能性があります。

詐欺、空き巣や強盗、窃盗、性犯罪、あおり運転からの傷害事件など様々な種類の犯罪の危険性が上がるので、これに備えておくことは非常に大切だと思います。

特に命を落とすかもしれない犯罪については、巻き込まれそうになったらどのように対処したらいいか最低限頭に入れておいたほうがいいです。

今回は強盗、性犯罪(路上で襲われる場合)について解説します。

みなさまは護身術というと、何を想像されるでしょうか?

おそらく武道(剣道、柔道、空手など)やボクシング、ムエタイなどを思い浮かべるかもしれません。ちょっとマニアックな人は、クラヴマガやシステマ、シラットなどを想像するかもしれません。

※先にお断りしますが、僕個人は格闘技が大好きです。上に挙げたもののうち柔道とシラット以外は全てやったことがありますし、やりたい人は全然やっても構わないと思います。以前に発達障害当事者の方には格闘技をオススメしないという記事を書きましたが、それはあくまでもカッとなりやすく、挑発されたらやりすぎてしまうなど自分が不利益を被る可能性が高いからです。やらない方がいいという意味ではありません。

 

ただし、経験者であればあるほど気を付けてほしいことがあります。

格闘技を身につけても、体をいかにごつくしても、本気の殺意を持つ武装した人間にはまず勝てないということです。

↑の事件はまだ記憶に新しい、新幹線の中で起きた刃物による殺傷事件です。

↑は秋葉原で通り魔事件を起こした加藤智大です。

どうですか?この犯人たち屈強そうに見えますか?

そう、まったく強そうに見えないですよね。しかし、この男らは本気の殺意を持って刃物を振り回し、実際に殺人を犯しました。秋葉原の加藤に関しては、制圧を試みたプロの警察官の方が負傷しています。

人は本気の殺意を持つと、外見からは想像もつかないほど強い力を出します。たとえ刃物を奪われても、未来を捨ててなりふり構わない奴は相手の首筋やノドにかみつくかも知れません。髪の毛を掴んで目に指を入れてくる可能性も十分あります。

それに対し、本気の殺意に触れることなどまずない僕ら一般人は、刃物をちらつかせる者に直面したら恐怖で足が震えて体が硬直してしまいます。アクション映画のようにキックで華麗に刃物をはじき飛ばしたり、暴漢をパンチ一発で気絶させることなどほぼ100%不可能です。

それに実際の犯行現場では、剣道のように分かりやすく相手が一足一刀の間合いから構えてくれることもありません。刃物を隠して普通に歩くように近づいて、突然すれ違いざまにグサリと横腹を刺される可能性もあります。

↑この映像のナイフの受け方は、正直言ってまったく参考になりません。真似したら確実に死にます。

このインストラクターの方に限ってはシステマのマスターであり、スペツナズの教官でもあるので実際のスピードでも十分対応できるでしょうが、一般人がこんな真似をしたら数秒の間に10か所以上刺されて失血死します。

 

実戦に関していえば、ナイフやナタはもちろんのこと、銃器に向かっていこうとするのは絶対にやってはダメです。

よく護身術の動画で背中や頭に突き付けられた銃を素早く奪うシーンを見ますが、あんな状況にはなりえません。普通銃を持つ者は距離を取って奪い取られない所から発砲するので、まず練習する意味がありません。もし練習しても役に立たないでしょう。

実際、2005年にはシステマシカゴ支部のインストラクターが路上でのトラブルにより銃殺されています。(一説には相手側の正当防衛が認められ、彼に非があった可能性もあります。)事情はどうあれ、どれほど鍛え上げた武道家であっても、本気で銃を撃つ覚悟のある人から銃を奪い取ったり、制圧することなどできやしません。

武器を持った殺意のある人間に対して、まともに素手で戦ってやろう、武器を奪って叩きのめしてやろうとしてはダメです。それはできないことなのだ、と認識しましょう。

では、どうしたらいいでしょうか?

日常生活では携帯用催涙スプレーをカバンに入れて常に持ち歩き、家ではスプレー以外に特殊警棒などを備えておくことです。

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<参考サイト>https://www.ksp-web.com/snt_top.html

アマゾンのサイトでは催涙スプレーや特殊警棒の種類が分かりにくいため、専門サイトのURLを貼っておきます。

サイトにも書かれていますが、特に警棒は選ぶ際に目的をしっかり考えたほうがいいでしょう。

警備のプロでもない限り、一般の方はアルミ合金製のメカニカルロック式のものがいいです。非常に軽く丈夫で、先端を引っ張ればすぐ取り出せて、ロックがかかるので勝手に縮みません。伸ばした棒を縮めるのもツータッチでできるので簡単です。

それに対し振り出し式の警棒は、強い力で一度振りかぶらないと棒が伸びないので、自宅の廊下やエレベーターなど狭い場所で急に暴漢に襲われたときに伸ばせない可能性があります。また、練習のために一度伸ばしてしまうと、棒の先端を地面などに思い切り叩きつけないと縮められないので、正直不便です。

本当はスタンガンも非常にいいのですが、電圧が高すぎるモデルは外に持ち出さない方がいいでしょう。男性の場合、持ち歩いているときに職質されると自分が怪しまれて長時間拘束される可能性もあります。女性でしたら問題ありませんので、値段は張りますが持っていたらいざというとき非常に役に立ちます。

 

では、実際に危険な場面に遭遇したらどうするか?一例を挙げます。

いきなり「金を出せ!!」とか「声を出すな、服を脱げ!!」と脅されたら、

まず言うことを聞くふりをしてください。絶対にキレ返してはいけません。

お金なら渡すから(服を脱ぐから)待ってください!!とゆっくりカバンかポケットに手を入れて、催涙スプレーを取り出して、相手の顔にぶっかけます。この時、自分の目にスプレーの飛沫がかからないように、もう片方の手をしっかり顔の前にかざしてガードしてください。

そしてすぐに助けを求めて大声を上げてください。暴漢が目を傷めてうずくまっているからといって、追撃せずに必ず逃げてください。安全なところまで逃げ切ったら、警察にすぐ電話してください。

こういった修羅場において、特殊な体術は全く必要ありません。護身術とは、何か特別な必殺技を身につけることではありません。恐怖で失禁したり、鼻水涙垂れ流しでどれだけみっともなくてもいいので、とにかく無傷で現場から逃げることを最優先してください。

 

そして、これらは相手が一人だった場合の話です。もし相手が複数いたら状況は何倍も不利になります。そのような状況にならないためにも、普段から危険な場所や危険な時間帯に不要な外出をしないように気をつけましょう。

 

特に女性は、コロナで仕事が自粛期間の間に催涙スプレーの使い方などを練習してみてはいかかでしょうか?多くの催涙スプレーは誤作動防止ロックがあるので、素早く外せるようにロックの外し方だけでも確認してみて損はないと思います。

これは考えすぎではなく、これから誰かの身に確実に起きる未来の話です。

催涙スプレーだけなら大金がかかるわけではないので、携帯用と自宅用に何本か持っておくといいでしょう。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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