ウーバーイーツを稼働し始めて一週間が経ちました。
週の前半の収益は前回までのブログでご紹介している通りです。
<参考>ウーバーイーツ、結構いいかも
ウーバーイーツ1週間の収益は?
12,075円でした。多くはない(笑)
↓18日(金)
↓19日(土)
↓一週間の稼働合計
一回の稼働時間は約5.5時間(土曜日だけ2時間)なので、正直まだ時給換算したら1000円を切ってしまう感じですね。
みなさんもご覧になって??となったと思いますが。土曜日が異常に少ないですよね。これが今日のお話のポイントです。
今回お伝えしたいのは収益金額の多寡ではなく、これまでの数回の活動で自分の考え方にだいぶ変化が起きたという話です。
一週間の間に何を学んだ?
個人事業主である以上、体調管理も100%自己責任
なぜ土曜日だけが稼働時間や収益額が少ないかというと、原因自体は超普通の話なのですが、風邪を引きかけたからです。
いつも本業の後に名古屋駅の方まで自転車を鬼漕ぎして活動しているのですが、今回初めて2日連続にチャレンジしました。
ウーバーイーツはとにかく現場に出て頑張れば頑張るほど、少額でもプラスになると実感したので、欲が出ました。
正直行けるかなと思ったのですが、途中からのどに違和感があり、扁桃腺が腫れてきているのが分かったため、今の社会情勢的にも無理をすべき時ではないと判断したので、すぐ帰宅しました。
ほとほと自分の体の弱さに参ってしまい、普段なら仕方ないなで済ますところだったのですが・・・
家に帰ってから色々思い返して、
あぁ、風邪を引いたことも、途中で引き返して売上が凄く少なかったことも、
すべて僕が悪いなと痛感しました。
もちろん本業の雇われ仕事の時も上司から「風邪引かないでね!」と言われたりしてましたが、正直心の中で「いや、いくら気を付けても風邪なんて誰でも引くしそんなの仕方なくね?」と思っていました。
しかし、フリーランスやウーバーイーツのような完全歩合の仕事って、本当にすべてが自己責任なんですよね。
その最たるものが体調管理で、どんなに具合が悪かろうと、気分が乗らなかろうと自分が責任もって仕事を全うしなければ収益は1円も上げられないし、ましてや自分の名前で勝負するならいい加減な仕事をすれば噂が広まって仕事がどんどん入らなくなっていくでしょう。
文字にすれば当たり前だと思うのですが、実際に風邪を引きかけて戦闘不能になると、この完全歩合、フリーランスという言葉の重みがものすごい感じられます。
今になって思い出されるのが、僕が働いていたホストクラブの社長です。(バブル期の人でもう年ですが、最盛期は一晩で1億売り上げた人です。)社長は風邪を引くことに対して非常に厳しかったです。
特にこのホストの社長は、備品を壊したり壁に穴を空けたり、たいていのやんちゃ小僧の悪さは大目に見るのですが、風邪に関しては本当に突き放すような厳しさがありました。
僕が現役の時も、毎日浴びるように酒を飲んでいたので当然免疫力が落ちてすぐ風邪を引くようになりました。しかし、それで休んでしまったから売上が上がらないと社長に言うと、
「そんなもん風邪引いたお前が悪い、ベストの状態でホールに出れんお前が悪い」
と一言ぴしゃりと言われてしまいました。
当時はよく反発したのですが、今になって本当にそう思います。
どうしても免疫力が落ちて風邪を引いてしまうなら、酒の力を借りなくても話せるトーク力を身につけるべきだったし、
睡眠時間を削らなくても自分を強く印象付ける営業メールの仕方を考えるべきだったし、アフターや休日にお客様に会いにいかなくてもいいキャラづくりをするべきでした。
これらはすべて、ホストという実質個人事業主をしている僕の努力不足、考え不足で起きた結果で、仕事が酒を扱う業種だからではありませんでした。
無理をできない弱さを呪ったり、実際に風邪を引いてしまって言い訳をしても、世の中の人は1円もくれません。
「ぶさえもん頑張ってるから一万円あげよう!」
とか絶対思わないですよね?(笑)
無理をするか休むかではなく、休まなくて済むような体を作るしかない
そして、そこから僕が思ったのは
風邪を引いたからといって無理をして働くか、もしくは無理をせず休むかの二択とかそういうことでなく、普段から風邪だけは引かないように、自分にできる精いっぱいの体調管理をして、多少の無理がきく体を作り上げてしまおうと思いいたったわけです。
なのでさっそくネックウォーマーを買って、今日から首に巻いて寝ることにします。ノドを暖めると風邪を引きにくいのは知っていたのですが、感覚過敏で敬遠していました。これからはしっかり実践します。
また、タレントの木村拓哉さんが、風邪を引いてしまいそうになったときに「麻黄湯」という漢方薬をいつでも飲めるよう常備しているという記事を見かけたため、購入しておきました。
余談ですが、ウーバーイーツをやっている方のエピソードで有名なものの中に「引きこもり」からの脱却というものがあります。
社会になじめず、実家から出ることが出来なかった方がウーバーイーツに出会って毎月40万円とか稼げるようになり、人生が変わったという話です。その方はそのまま頑張って、いずれ実家を出て独り立ちしたいという目標があるようでした。
その記事ではウーバーイーツのメリットや社会貢献、問題を抱えた人の希望になりうる話でいっぱいで非常に素晴らしいのですが、少し気になることがあります。
実際にフリーランスで独り立ちして食べていくということは、想像を絶する重圧と戦わなければいけないということ。その難しさをどこかで気づけているならいいのですが、今たまたま40万円の収益があっても、来月も同じ金額を稼ぐには自分が休みなく稼働するしかありません。
自転車でやるなら、保険も専用で入っておかないと、もし人と接触したらとんでもない賠償金になることも十分あり得ます。そういったことも誰も教えてはくれません。
一人暮らしの専業でやっている方を取材したものではないので、そのあたりの「夢に伴う現実や責任」もクローズアップした話があるといいのですが…
雇用されることのありがたみが分かる
まだやってみて数回ですが、完全歩合の個人事業主として働いてみて、雇用されることのメリットを強く感じました。
そして発達障害の当事者として、才能に恵まれた一部の天才以外はやはり生活の軸足をどこかに所属しながら発信活動を続けていくほかないのだなと思います。
これは全然後ろ向きな意味ではなく、僕が今まで発信してきたように、組織の中でうまく立ち回る方法やライフハックの記事は無駄ではなかったという確信に近いです。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
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