今日のテーマは「発達障害、すべての療育のスタート地点」です。
自分が発達障害と診断されたり、自分が明らかにそうではないか?と思ったとき、まず何からやるのがいいでしょうか。
コミュニケーション能力の向上?
呼吸法?
筋トレ?
糖質制限?(僕自身は糖質制限をあまり支持していません)
色々あると思いますが、僕はこれらは一番最初ではないと考えています。
結論:療育のスタート地点は「腸内環境の改善」です。
発達障害って脳の機能障害じゃないの?腸は関係なくない?と思われる方もいるかもしれませんが、実は腸の状態を良好に保つことは非常に重要なんです。
精神面でも大きな影響があるので、絶対に軽視してはなりません。
特に、療育の一環でたんぱく質を沢山摂るよう勧められて実践されている方は気を付けて欲しいです。
たんぱく質は腸内で悪玉菌のエサにもなりますので、腸の状態が悪いままプロテインをがぶ飲みしたりすると、まず間違いなく吹き出物やひどい便秘になります。
そして、ひどい便秘は花粉症などのアレルギーを重症化させ、さらにQOLを低下させることにつながり兼ねません。
以前に何回かご紹介した、「慢性上咽頭炎」も花粉症などのアレルギーから後鼻漏(鼻水がのどに流れ込んでしまう)になることで引き起こされます。慢性上咽頭炎は睡眠の質を大きく下げてしまうので確実に治しておきたい病気です。
<参考><第5回目>※マジで重要※ ある病気が発達障害を悪化させる
つまり療育の為と一生懸命たんぱく質を摂っているはずが、余計に発達障害の症状が強くなって苦しくなってしまうという悪循環になるので、順番を間違えないようにしましょう。
またビタミンやミネラル、そのほか様々なサプリメントを大量に摂取していても、腸内環境が悪ければ吸収効率が落ちてしまうので大変もったいないことになります。
筋トレや呼吸法、対人関係のトレーニングは安定した腸内環境、ひいては安定した体を作った上でやらないと、ほとんど効果が上がらないか、めちゃくちゃ効率が悪くなるでしょう。
なかなか発達障害の症状が良くならず、大金をかけてあちこちサプリメントを試しまくっても全然改善されないという方は、まずお腹の状態を見直してみてください。
腸内環境を整えるには、酪酸菌と乳酸菌!
すでに便秘気味の人は無理に食物繊維ばかりの食事に切り替える前に、酪酸菌と乳酸菌を積極的に摂取してください。3日以上便通がない状態で、そこにさらに消化しにくい食物繊維を追加してしまうと余計にお腹が張ってしまうので、まず先に腸内の細菌のバランスを整えるのがいいでしょう。
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酪酸菌はあまり耳慣れないかもしれません。しかし、乳酸菌が機能するためのベースを整えてくれる大切な菌で、これがあって初めて乳酸菌が100%の力を発揮できるんです。
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酪酸菌を試したことがないという方は一度飲んでみることをお勧めします。便秘がちな方には乳酸菌よりも効くかもしれません。僕も結構便秘がちだったんですが、これ飲んだ次の日からえらいことになりました(笑)
酪酸菌のサプリメントに関しては正直ミヤリサンが一番いいと思っています。
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乳酸菌のサプリメントは市販でいろんなものが出ていますので、自分のお好みのものを選んでもらえばよいかと思います。僕の場合サプリメントは基本的にはNOW社のものが好き(量がとにかく多く、安い)なので統一していますが、そこまでこだわらなくてもいいでしょう。
また、別個で買うのもなぁ・・・という方は酪酸菌と乳酸菌が両方とも入っているものが薬局にありますので、最初に買うときはそれでも構いません。
もしサプリが嫌な方でしたら、ぬか漬け(酪酸菌)とヨーグルト(乳酸菌)を少量でいいので毎日一回は食べるようにするところから始めてみてもいいです。とにかく今日からすぐ始められるので、ぜひ試してみてください。
まとめ:腸内環境の改善は筋トレや呼吸法よりも先!
特に今すでに便秘がちの方はマジで要注意です。その状態のままで極端な糖質制限とか菜食、プロテインによるたんぱく質摂取は逆に体調不良が加速してしまいます。下手するとそこから鬱が加速してしまうので、いったん食事を元に戻し、お腹の環境を整えることからスタートし直してください。
便通や肌の状態で今の腸内環境をある程度把握できると思うので、改善が見られたら少しずつ食事を変えていくようにしましょう。
本日はここまで。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
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