今日は「今までいろんなライフハックを試したのに、体の調子が全然よくならない」という人に向けて書いています。
いつもネットで「眠い 体調が悪い 体力がない 起きられない」といったワードで検索しまくってる方、いると思います。僕も少し前までそうでした。
そういう人の考え方の根本は、フィジカルの部分でどこか悪いところがあるなら、それに正しく対処すれば精神的にも前向きになれるのではないか?というところでしょう。
そういう方の要望に応えるために、ネットでもたくさんのライフハックが溢れています。
いつも気分が落ち込んでいるのは、○○が悪いから!とか、△△が足りていないから!というように、足し算引き算で単純明快に答えを与えてくれるサイトがいっぱいありますよね。
もちろん僕のサイトもそうです。僕も精神的な落ち込みは肉体的なアプローチで治せると思っていました。このブログでは、僕が良くなった過程で役に立ったトレーニング法やサプリを紹介することに特化しています。
しかし、発信活動を続けていくと「何をどれだけ試してもうまくいかないし、気持ちが沈んだままだ」という人にたまに出会います。
本当にお勧めしたライフハックやサプリメントをきちんと試しているかは分かりませんが、どうしても良くならないという方がいらっしゃるのは事実です。
今日はそんな方の為に、とてもおすすめの本があるのでぜひ読んでもらいたいです。
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この本はメジャーリーガーの大谷翔平選手も愛読していたことで有名です。この本の著者である中村天風氏は、30歳の頃から結核にかかり、それに付随して起こる心の不調に散々悩まされてきました。
当時結核は死の病であり、何度も喀血していたことから死へのプレッシャーは相当なものだったと推察されます。一向に良くならない体調のせいで、心が後ろ向きになるのも無理ありません。
中村氏は、その絶不調な心身を少しでも良くするためアメリカをはじめイギリス、フランス、ドイツに渡り、高名な学者の教えを乞いました。
しかしどの先生の答えも、中村氏にとって納得のいくものではなかったのです。
そして失意のうちに日本に帰る途中立ち寄ったアレキサンドリア(エジプトの都市)で、運命の出会いを果たします。インドヨガの聖人、カリアッパ師に出会うんです。
そこで学んだことは、心のありようこそが、体をも変えてしまうということです。たとえどれほど体の状態が悪くても、心だけを前向きにすることで、いずれ体がその状態に追いつくんです。
現代人は体の状態こそが心のありようを変えると思いがちです。逆に言えば、体に不調を抱える限り、いつまで経っても心は前向きにならないというのと同じです。
こう言ってしまうと「病は気から」というよくある話に聞こえてしまいますが、この本で言われていることはそこまで単純なニュアンスでもないんです。
正直僕の文章力で、この本に書いてあることをきちんと的を外さずに要約するのは困難です。
雑に短くするとショボいスピリチュアル風に聞こえてしまうし、僕ごときが無理に詳しく説明するくらいなら安価なのでぜひ本で読んでもらいたいと思います。
人生観が変わる本というのは、そこまで多くありません。
巷にあふれている「こうやったら体調よくなる系」の本を山ほど読んでも良くならないなら、あなたはもっと根本的に大切なことを見逃している可能性があります。
体が心を主導しているのではなくて、心が体を導いているという、科学的には認めにくいはずのことが、現実に起きている。
これをとりあえず認めるしかないんです。
そのうえで、自分がどうやって今の苦しい状況にあっても前向きになれるかをこの本が教えてくれます。
今人生が上手くいかないとか、何しても体調がすぐれないという方は必ず読んでみてください。
何でうまくいかないのか、厳しいながらも明確な答えが書かれていますよ。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
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